屋号 パインフォレスト は、直訳すると 松の森 です。
1本の 松~パイン が やがて 森~フォレストに
なっていく そうイメージしています。
屋号にするほど、思い入れのある 松~パインなのです。
松は 樹木としても 姿が美しく魅力的です。
大好きな樹木のひとつです。
私の旧姓にも 松の文字が含まれていますし、
子供の頃から過ごした実家や、亡き父との思い出の木でもあります。
ごあいさつ代わりに パインの精油たち をご紹介したいと思います(*´▽`)
パインの精油たちとは、マツ科の精油のことです。
マツ科の精油は
森林をイメージするような、すっきりとさわやかな香りが魅力
そして、
その種類の多さが印象的です。
ブラックスプルース、アカマツ・ヨーロッパ、アトラスシダー、
パイン、バルサムモミ、ヒマラヤスギ、ポンデローザパイン、など
意外と たくさんあります。
〇〇スギ、△△シダーとか、□□モミなど 名前がついているものもあります。
全部 松の仲間なの?
と思うような名前がついていますが、
そう マツ科の仲間なのです(笑)
植物の分類学上は 同じくくりです。
それぞれ違う植物なので、細かな成分特性は違いますが、
ざっくり分けると、
・モノテルペン炭化水素類が主なマツ科の精油
・セスキテルペン炭化水素類が主なマツ科の精油
にわかれます。
モノテルペン炭化水素類が主なマツ科の精油は、
・ブラックスプルース
・アカマツ・ヨーロッパ
・パイン
・バルサムモミ
・ポンデローザパイン です。
モノテルペン炭化水素類は、森林効果があり、
呼吸器系のすっきり!が得意分野です。
コーチゾン様作用で、アレルギー性の不調にも便利です。
また、 α―ピネンが含まれ 強壮作用があります。
わかりやすくいうと
カラダを元気にしてくれる、活性化が期待できます。
ポンデローザパインは、
フェノールメチルエーテル類のチャビコールメチルエーテル
を含んでいるため、皮膚を荒らす可能性があります。
50%以下の濃度になるよう、十分に希釈(うすめて)使用してください。
セスキテルペン炭化水素類の成分が主なものは、
・アトラスシダー
・ヒマラヤスギ です。
モノテルペン炭化水素類と似ていますが、強壮作用が期待できます。
ちょっと注意なのが、
アトラスシダーも ヒマラヤスギも、ケトン類を含んでいること。
神経毒性、流産惹起作用だったりします。
妊産婦さん、お子様、お年を召した方、てんかんがある方は避けてくださいね。
おすすめの使い方ですが、
初心者の方は
ルームスプレーなど
森林浴のような香りを存分に楽しんでいただく方法
が良いと思います。
空気を殺菌し、呼吸を楽にしてくれますよ。
ローズマリーや、ラベンダーと合わせると
ワイルドなガーデンをイメージするような香りも楽しめると思います。
コーチゾン様など期待できるので、
アレルギーの方にはとてもありがたい成分を含んでいます。
ですが、
お手当オイルやクリームにするなど
直接お肌につけるものをつくったりするのは、
他の精油とブレンドをするなど、
精油の成分をより深く学ばれてからがよいかと思います。
このように、
マツ科の精油、地味に?!、すっきり しゃっきりと
そして ココロとカラダをげんきにしてくれます。
アロマテラピーは 華やかな香りがイメージされるかもしれません。
一見地味な?!、パイン系の精油ですが、
実は、
性別問わず、落ち着いた大人感が漂う、
そして
ナチュラルにリフレッシュできるような精油もたくさんありますよ。
はまると たまらな~い(笑)です。
パインフォレストとともに 可愛がっていただきたいマツ科の精油たちです。
どうぞよろしくお願いいたします。
この記事へのトラックバックはありません。