昨年(2019年)発売してすぐに アロマテラピー講師たちで間で話題だった
『香料の都 PETRAペトラ~薬草療法士ライラの物語(フレグランスジャーナル社)』
私もすぐに手にしてみたものの、ずっと本棚に収めていました
娘の受験シーズンに 読み進めようと思っていたら
それどころではなくなりw また棚の中から出てこずでした
時をおかず、
新型コロナウィルス感染拡大を目の当たりにし、
自宅で過ごす時間が出来たため
ようやく本棚に手が届きました。
バーグ文子先生の翻訳がすばらしくて
読んでいると妄想の映像が頭にば~っと広がり
すっかり妄想タイムトリップしていまいした
主人公ライラが尊敬する師ゼファーと出会い、
師のもとで薬草のことを学んでいくワクワク感、
知識をたずさえた頼りがい在る薬草療法士となったライラ
その後、女性という立場が 彼女を翻弄させていくのですが、
久しぶりに手に汗握る感覚の本でした。
続きは実際に読んで、ライラの成長をみてくださいね。
アロマテラピー、ハーブ療法、などの植物療法がお好きな方なら、
きっと憧れてしまう世界です。
翻訳されたバーグ文子先生が「翻訳者あとがき」で
書かれているように
”薬用植物や芳香植物を育て、保存し
必要に応じて使いこなす”
というのは 私のようなものにとっても理想で憧れの世界です。
お時間がある方、植物療法、自然療法が気になる方、
ぜひ 香料の都ペトラへいざなわれては?
現実逃避が良いとは言えないけど、
時には 時代も時間も吹っ飛んでしまうような妄想の旅も
いまだから楽しめるのかもしれませんね